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INDEX

1. ハンバーガーは本当に低所得層の友?
2. ハンバーガーは本当に健康に悪い?
3. ハンバーガーは最初からファーストフード?

 

 

 

1. ハンバーガーは本当に低所得層の友?


ハンバーガーに関する代表的な偏見の一つが、ファーストフード ハンバーガーを主にアメリカの低所得層が食べるという話です。実はこれ、ちょっとあり得ない話です。アメリカの低所得層は、食品用商品券であるフードスタンプを使って食事を解決するケースが多いですが、ファーストフード屋さんは、そもそもこのフードスタンプの対象外だからです。

それにアメリカのハンバーガーが安いのかと言うと、そうでもないです。ビックマック指数項目を見たら分かるように、 アメリカのビックマックの値段は、他の先進国に比べて相対的に高い方です。つまり、アメリカでのハンバーガーは低所得層が主食にできる程、激安値段ではないです。統計によると、寧ろ所得が安定している中産層が、一番ファーストフード ハンバーガーを楽しむといいます。

また現アメリカ大統領であり、根本から百万長者であるドナルド・トランプ、投資家として世界的に有名なウォーレン・バフェット、マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツやフェイスブックの創業者のマーク・ザッカーバーグの様なアメリカの有名人・お金持ちたちもファーストフード ハンバーガーを好んでいます。

 

 

 

 

2. ハンバーガーは本当に健康に悪い?

 

ジャンクフードとして悪名が高いハンバーガーですが、ハンバーガー自体だけを見てみると、健康に悪い筈がないです。簡単に見ても、パン・お肉・野菜・チーズの組み合わせなので、健康に悪いところか、栄養的にバランスが取れた食べ物なんです。

 

また、ハンバーガーは腐らないと言う都市伝説がありますが、これもです。食品が腐るには、基本的に微生物が育つ事ができる位の養分と水分が必要であり、塩分と糖分の濃度も適切でなければなりません。この中で、一般的に ”腐らないハンバーガー”現象の主原因となるのが、水分の蒸発です。

アメリカのブロガーであるSerious Eatsの2010年の実験結果、手作りであろうともファーストフードであろうとも、面積が小さいハンバーガーは腐らず、面積の広いハンバーガーだけが腐る傾向がありました。つまり、微生物が生まれ始まる一定時点より前に、殆どの水分蒸発されたハンバーガーの場合は腐らなかったと言う事です。

整理すると、ハンバーガー 自体が健康に悪い訳ではありません。ファーストフード=ジャンクフードと言う認識があまりにも強いせいで、ハンバーガー=健康に悪いと言う誤解が生まれたのです。

 

 

 

 

3. ハンバーガーは最初からファーストフード?

 

勿論ハンバーガーは、元々ファーストフードじゃなかったです。一般的なレストランで味わえる、一般的なメニューでした。ところで1921年、ホワイトキャッスルというファーストフード屋さんで、ハンバーガーを初めて正式メニュー化し、そこから我々が良く知っている物語が始まったのです。

 

本当は、ハンバーガーという名称そのものは、19世紀ドイツ移民者たちと共にアメリカに入ってきたハンバーグステーキから来ました。このハンバーグステーキを、2枚のパンで挟んだのはハンバーガーなんですけれど。誰がこれを始めたかは、非常に不明確で、色んな主張が溢れています。

しかし、一つ明確な事実は、現在ハンバーガーの代表者になっているMcdonaldは、このハンバーガーの誕生とは全く無関係だという事です。Mcdonaldが始めて登場したのは、ハンバーガーが既にアメリカ全域に知られた後である1954年からでした。

当時Mcdonald兄弟は、現在のドライブスルーみたいなシステムは、調理分業化を導入し、味とスピードを同時に攻略し、事業的に成功しました。事業家のクロックがこれに目をつけ、Mcdonald兄弟にチェン店を出して事業を拡張提しましょうと言う提案をしました。

この時からMcdonaldは、このハンバーガーのファーストフードとしての長所である”スピード” と ”便利さ”を積極的にアピールし、人気が高まり、アメリカ全域をも超え、全世界に広がったのです。

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