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「昭和シェル石油(Showa Shell Sekiyu K.K.)」は日本の石炭関連企業であり、2016年12月18日まではオランダの「Royal Dutch Shell」が最大株主でした。しかしこの株式が2019年「出光興産(Idemitsu Kosan Co., Ltd.)」へ売却される事になり、「出光興産」の完全子会社化されました。これに伴い、2019年3月27日に上場廃止され、日系225からも排除される事になります。「昭和シェル石油」は、合計4ヶ所の精油工場を有しており、日本国内に4,900ヶ所の系列サービスステーションを展開しています。
1. プロフィール
2. 概要および特徴
3. 主要事業
1. プロフィール
※単位は100万円、2018年基準
社名 |
昭和シェル石油 |
英文社名 |
Showa Shell Sekiyu K.K. |
設立 |
1949年5月16日 |
本社所在地 |
〒135-8074 東京都港区台場二丁目3番2号 |
資本金 |
34,198 |
連結売上高 |
2,045,936 |
連結営業利益 |
78,477 |
連結総資産 |
1,038,882 |
連結総資本 |
275,451 |
自己資本比率 |
26.5% |
2. 概要および特徴
2000年代以降、日本の石油事業はリストラクチュアリング段階に入りました。日本市場そのものの需要限界点が明確になってくる事によって、アメリカの「Exon Mobil」のような外資系会社が次々と撤収していきました。2009年公表されたエネルギー供給構造高度化法によって、これはもっと加速化されました。
そもそも石油産業というモノは、製品差別化が極めて難しく、大型設備による規模の経済によって、競争力が決まってしまう装置産業です。従って、規模が大きくなればなるほど、有利になります。この論理から、2017年「JXTGホールディングス(JXTG Holdings)」が誕生する事になります。
この「JXTGホールディングス」のマーケットシェアは50%程で、これに立ち向かうため、「昭和シェル石油」は2018年7月10日に「出光興産」と経営統合を締結しました。これによって2019年4月1日をもって、「昭和シェル石油」は人事および法務などの部署以外は全部廃止し、「出光興産」に合併され、「昭和シェル石油」の株式もまた2019年3月27日に上場廃止される事になりました。
3. 主要事業
■ 石油事業
「昭和シェル石油」の核心事業であり、全体売上のおよそ96.5%を占めていました。
■ 不動産事業
「昭和シェル石油」の所有の不動産の賃貸・管理を実施していた事業です。
■ 太陽光事業
2009年民主党政権の余剰電力の買取政策に基づき、2011年年間生産能力では単一工場世界最大級(900メガワット)の工場も稼働するなど、太陽光事業を積極的に推進した事があります。
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