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「ニトリホールディングス(Nitori Holdings)」は北海道の札幌市に本社を置いている、家具小売大手企業です。北海道から沖縄県に至るまで、日本国内で約550店舗を展開しています。世界的には台湾と中国を中心に、およそ100店舗を運営しており、2012年からはアメリカにも進出している状態です。連結従業員数は約12,668名です。
1. プロフィール
2. 概要および特徴
3. 主要事業
4. 財務情報
1. プロフィール
※単位は100万円、2018年基準
社名 |
ニトリホールディングス |
英文社名 |
Nitori Holdings |
設立 |
1967年12月 |
本社所在地 |
〒001-0907 北海道札幌市北区新琴似七条1丁目2番39号 |
資本金 |
13,370 |
連結売上高 |
608,131 |
連結営業利益 |
100,779 |
連結総資産 |
619,286 |
連結総資本 |
500,192 |
自己資本比率 |
80.8% |
連結従業員数 |
12,668 |
2. 概要および特徴
「ニトリ」はバブル経済崩壊後の不況期にも継続的な成長しました。"安くても高品質"という常識を追い求め、価格のみならず品質向上のための開発に励んできました。その結果、単純に安いだけではなく、品質も揃えていたので顧客満足と信頼が生まれ、それが日本の消費者層にアピールしたのです。
この高品質・英価格戦略の背景には、「ニトリ」ならではの差別化戦略がありました。製造小売業(SPA)的なマインドを家具業界で導入し、海外からの原材料供給から生産・売場販売・商品配達に至るまでの全家庭を、自社内で直営で実施しています。これによって中間過程で生じる費用を最小化し、顧客からの反応を迅速に商品開発に反映。より合理的な価格・品質で製品を提供できるようになっています。即ち、SPAを取り入れた差別化を通じ、費用優位を確立したのが「ニトリ」の強みです。
「ニトリ」は家具がメインですが、インテリア用品・小物・日用品も取り扱っている為、"ホームファッションストア"だと呼ばれています。また、ショッピングモール型店舗である"ニトリモール"と小型店舗の"ニトリデコホーム"も展開しています。およそ1万種類以上の取り扱い商品を持ち、この中で85%位が自社で開発した商品です。
よく「IKEA」をベンチマーキングしている会社だと評価されています。製品面での特徴は、ある特定顧客層をターゲットにする訳ではなく、どんな家庭でも受け入れられるようにシンプルなデザインが多いです。なので、最大競争者の「IKEA」に比べると、デザイン的には地味な感じがありますが、コスパ的には「ニトリ」に優位があります。「ニトリ」は2018年3月期基準、16.5%という営業利益率を達成しています。日本の製造業の平均営業利益率が4%程度である事を考えると、驚く程いい成績を出しています。
3. 主要事業
■ 家具・インテリア用品の生産・販売
4. 財務情報
※単位は100万円、2018年基準
|
2016年 |
2017年 |
2018年 |
|
連結売上高 |
512,958 |
572,060 |
608,131 |
|
連結営業利益 |
85,776 |
93,378 |
100,779 |
|
連結総資産 |
487,814 |
550,507 |
619,286 |
|
連結純資産 |
394,778 |
441,668 |
500,192 |
|
|
家具・インテリア販売 |
512,958 |
572,060 |
608,131 |
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