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「マルハニチロ株式会社(Maruha Nichiro Corporation)」は東京都江東区に本社を置いている、日本の代表的な水産企業です。「日本水産株式会社」のライバルとも言えます。ただし、こちらは「マルハ」と「ニチロ」の経営統合によって成立された会社であり、経営統合直後から水産部門で日本No.1を維持しています。連結従業員数は、約11,237名です。
1. プロフィール
2. 概要および特徴
3. 主要事業
4. 財務情報
1. プロフィール
※単位は100万円、2018年基準
社名 |
マルハニチロ |
英文社名 |
Maruha Nichiro Holdings, Inc. |
設立 |
1943年 3月31日 水曜日 |
本社所在地 |
〒135-8608 東京都江東区豊洲三丁目2番20号 |
資本金 |
20,000 |
連結売上高 |
922,468 |
連結営業利益 |
21,758 |
連結総資産 |
520,318 |
連結総資本 |
150,379 |
自己資本比率 |
28.9% |
連結従業員数 |
11,237 |
2. 概要および特徴
「マルハニチロ株式会社」は、1880年創業された遠洋漁業・捕鯨・水産物加工業者である 「マルハ(Maruha)」と、1906年設立された北洋漁業・水産加工の大手企業 「ニチロ(Nichiro)」が、2008年経営統合を果たし、結成された会社です。
「マルハニチロ」は商社部門と製造部門を合わせ持っており、幅広い分野で事業を展開している総合食品企業です。商社としてのマルハニチロは、水産物・畜産物部門を専門としており、全世界から質のいい水産物・畜産物を購入・加工・販売しています。
水産業分野では、日本国内外の漁業および養殖業、水産物の海外調達および加工を世界レベルで展開しており、その水産物の取り扱い量は、世界最大規模だと言われています。加工食品関係事業では、「マルハニチロ食品」を中心に冷凍食品・レトルト食品・加工食品・缶詰の製造・加工および販売を実施しています。
事実上、知名度だけを言うと、食品製造業者としての「マルハニチロ」の方が圧倒的に高いです。しかし実際の「マルハニチロ」は、常温、冷蔵、冷凍の全温度範囲の製品を、カテゴリーに拘らず展開しており、よく知られている家庭用だけではなく、業務用製品の方もかなりのバリエーションをもっています。数でいうと合計1000種類以上の製品をラインストーンしているとも言われています。
3. 主要事業
■ 水産事業
「マルハニチロ」の核心事業であり、水産物の調達および販売事業を世界的に展開しています。その事業規模は、日本一を超え、世界一とも言われています。
■ 食品事業
様々な種類の加工食品のみならず、水産物由来のコラーゲンを使用したデザート・健康食品分野にも力を入れています。「マルハニチロ」は、日本国内で高いシェアを誇る製品を多数保有しています。
■ 畜産事業
「マルハニチロ畜産」を通じ、牛・豚・鳥などの肉類や肉類加工品も取り扱っています。
4. 財務情報
※単位は100万円、2018年基準
|
2016年 |
2017年 |
2018年 |
|
連結売上高 |
873,295 |
918,820 |
922,468 |
|
連結営業利益 |
26,308 |
24,497 |
21,758 |
|
連結総資産 |
501,303 |
516,843 |
520,318 |
|
連結純資産 |
122,820 |
140,049 |
150,379 |
|
売上内訳 |
漁業・養鯉 |
36,171 |
38,332 |
35,469 |
商事 |
452,157 |
449,484 |
445,094 |
|
海外 |
146,230 |
169,413 |
175,884 |
|
加工 |
210,656 |
232,597 |
235,490 |
|
物流 |
15,511 |
15,969 |
16,348 |
|
その他 |
12,567 |
13,022 |
14,179 |
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