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「シャープ(Sharp Corporation)」通信装備・電子機器・電子部品などを製造する会社であり、"電卓"を世界初開発した会社です。長期的な業績不調によって2016年、台湾の「Foxconn」に買い取られ、経営再編及び赤字事業撤退を通じて、現在再建中です。液状ディスプレイ分野に高い技術力をもっており、また住宅用太陽光発電分野では世界トップシェアを持っています。連結従業員数は約53,939名です。

 

1. プロフィール

 

2. 概要および特徴

 

3. 主要事業

 

4. 財務情報

 

 

 

1. プロフィール

 

※単位は100万円、2018年基準

社名

シャ

英文社名

Sharp Corporation

設立

1935年5月1日

本社所在地

590-8522 大阪府堺市堺区匠町1番地

資本金

5,000

連結売上

2,400,072

連結営業利益

84,140

連結総資産

1,866,349

連結総資本

372,471

自己資本比率

20.0%

連結従業員数

53,939

 

 

 

 

2. 概要および特徴

 

元々1912年「早川電機工業」という名前で創業。1915年に改良したシャープが大ヒットした事から、会社名まで「シャープ」に帰る事になりました。「シャープ」は金属製改良シャープペンシルを発売し、1963年には太陽電池の量産化に成功。その翌年には世界初の電卓を開発、1973年には世界初の電卓用液状を実用化させました。世界初の発明品を数多く生み出せる程、技術開発力が強い事が「シャープ」の強みです。

「シャープ」は主に"選択と集中戦略"を駆使しており、自社の技術力が活用できる、差別化された特定市場に経営資源を集中させ、高い競争優位を構築する傾向があります。その代表的な例が、液状ディスプレイ分野です。特に8Kに関してだけは、世界最高水準の技術力を持っています。ただ、この8K技術が「シャープ」に長期的な利益を齎してくれるかどうかは、現状の市場状況では不確定要素が多いです。

このように、"選択と集中戦略"は、諸刃の剣なので時には「シャープ」に大きな不利益を齎した事もあります。例えば、2000年代に「シャープ」は大規模のLCD工場を建設しましたが、世界景気不況と円高によって、大型パネルの生産稼働率が著しく下がり、最終的に投資過剰状態に陥ることになります。これが、とんでもない赤字になって帰ってきてしまい、2016年に「シャープ」が台湾の「Foxconn」に買い取られるきっかけの一つになりました。

また技術水準が高い事は明らかですが、2000年代に入り、長期的な業績不調状態になっていたので、ブランドイメージ構築および優秀な人材の確保に苦戦しています。しかし今は「Foxconn」に編入されている状態である為、その販売網と生産能力を利用できる部分はメリットに作用しています。また、"AQUOSフォン"を発売する事で、「ソニー(Sony Corporation)」を出し抜く、「Apple」の"iPhone"に次ぐ、日本スマートフォン市場No.2になっている事も、良い知らせだと言えます。

 

 

 

3. 主要事業

 

■ スマートホーム
家電製品、スマートフォン、スマートシステム等

■ スマートビジネスソリューション
プリンター、小売商品、無人ロボット等

■ IoT電気装置
CMOSセンサー、8Kストリッジレーザー装置などの電子機器

■ 高級ディスプレイシステム
8KとLCD、自動・医療関連液状ディスプレイ

 

 

 

4. 財務情報

 

※単位は100万円、2018年基準

 

2016

2017

2018

連結

2,050,639

2,427,271

2,400,072

連結業利

62,454

90,125

84,140

連結

1,773,682

1,908,660

1,866,349

連結純資産

307,801

401,713

372,471

内訳

スマートホーム

550,624

607,990

696,936

スマートビジネスソリューション

317,780

318,084

320,403

IoTエレクトロニクス

413,639

504,566

499,094

アドバンスディスプレイシステム

842,010

1,086,570

959,689

調整額

-73,415

-89,940

-76,051

 

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