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「日清食品(Nissin Food Products Co.,Ltd.)」はインスタントラーメン及びカップラーメンを世界で初めて開発した会社です。他社では見れない独特なマーケティング戦略を実施している事が特徴です。同じく"日清"を社名にしている「日清製粉グループ本社(Nisshin Seifun Group Inc.)」,「日清紡ホールディングス(Nisshinbo Holdings Inc.)」、「日清オイリオグループ(The Nisshin OilliO Group, Ltd.)」とは名前だけ同じで、何の関係もありません。連結従業員数は約12,539名です。
1. プロフィール
2. 概要および特徴
3. 主要事業
4. 財務情報
1. プロフィール
※単位は100万円、2018年基準
社名 |
日清食品 |
英文社名 |
Nissin Food Products Co.,Ltd. |
設立 |
2008年10月1日 |
本社所在地 |
〒160-8524 東京都新宿区新宿6-28-1 |
資本金 |
5,000 |
連結売上高 |
450,984 |
連結営業利益 |
28,967 |
連結総資産 |
557,577 |
連結総資本 |
352,545 |
自己資本比率 |
63.2% |
連結従業員数 |
12,539 |
2. 概要および特徴
「日清食品」の始まりは、創業者である安藤百福(Ando Momofuku)が1948年、魚介類の加工を目的に設立した「中交総社」です。その後、インスタントラーメンの量産と大量流通を目指し、即席めんの開発に着手。約10年間、何度もの失敗経て、開発に成功します。そして1958年8月、世界初のインスタントラーメンが"チキンラーメン(Chicken Ramen)"という名前で発売されます。
その後の1966年、アメリカ視察旅行中だった安藤百福が、アメリカの若者たちがチキンラーメンを紙コップに入れ、そこにお湯を入れ、食べている事を偶然に目撃し、これにヒントを得て世界初のコップラーメンを開発する事になります。そして1971年9月に"カップヌードル"を始めに数々の人気商品を開発してきました。今現在、「日清食品」の事業領域は、大きく分けて"即席麺事業", "低温食品事業", "菓子事業", "飲料事業"の4つの事業で構成されていますが、この中で"即席麺事業"の売上比重が最も高いです。
即席麺市場において、「日新食品」は市場開拓者であり、トップシェア企業でもあります。ぱっと見、市場を先取した事から競争優位があるように見えます。しかし、「日清食品」の本当の強さは、マーケティングに関する意識にあります。「日清食品」は社内に別途にマーケティング部署を持っており、この部署は1976年4月という、極めて速い時期から組織・運用されてきているのです。
最近は海外展開に主力しています。2018年時点では、海外売上の比重が23%を超えています。既存市場を含み、これからはBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)を重点地域と捉え、攻略に励んでいます。特にブラジル等でも、現地法人の完全子会社化という形で進出し、売上の拡大を狙っています。
3. 主要事業
■ 即席麺事業
「日清食品」の核心事業です。チキンラーメンを中心に数多くの人気ブランドを保有しており、市場トップシェアを維持しています。
■ 低温食品事業
■ 菓子事業
■ 飲料事業
4. 財務情報
※単位は100万円、2018年基準
|
2017年 |
2018年 |
|
連結売上高 |
440,909 |
450,984 |
|
連結営業利益 |
35,175 |
28,967 |
|
連結総資産 |
528,726 |
557,577 |
|
連結純資産 |
353,128 |
352,545 |
|
売上内訳 |
日清食品 |
190,967 |
193,256 |
明星食品 |
31,152 |
32,882 |
|
低温事業 |
54,278 |
55,424 |
|
米州 |
62,533 |
63,425 |
|
中国 |
40,132 |
41,447 |
|
その他 |
61,844 |
64,547 |
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