Post

반응형

「ソフトバンクグループ(Softbank Corporation)」日本最大規模のIT企業であり、固定電話とインターネットに関するインフラ事業に主力しており、最近は先端IT企業に投資するファンドを発足するなど、投資会社としての性格が強くなっています。また有名プロ野球球団である"福岡ソフトバンクホークス"や「ヤフー(Yahoo Japan Corporation)」も「ソフトバンク」の傘下で運営されています。時価総額では日本国内No.3の企業です。連結従業員数は約76,866名です。

 

1. プロフィール

 

2. 概要および特徴

 

3. 主要事業

 

4. 財務情報

 

 

 

1. プロフィール

 

※単位は100万円、2018年基準

社名

ソフトバンクグル

英文社名

Softbank Corp.

設立

198193

本社所在地

105-7303 東京都港区東新橋1-9-1

資本金

238,772

連結売上

9,602,236

連結営業利益

9,158,765

連結総資産

36,096,476

連結総資本

9,009,204

自己資本比率

25.0%

連結従業員数

76,866

 

 

 

 

2. 概要および特徴

 

「ソフトバンクグループ」は日本国内では、「NTT (Nippon Telegraph and Telephone Corporation)」および「KDDI Corporation」に匹敵する3大通信会社の一角として知られています。現在、日本移動通信市場のシェアは25%前後で、「NTTドコモ(NTT DoCoMo, Inc.)」、「au」に次ぐ日本3位です。しかし実質的には通信事業のみならず、音声およびデータ転送サービス事業・ヤフー事業・流通事業・半導体事業に至るまで、様々な分野のITに進出しており、世界的なIT企業であり投資会社だと評価されています。

その始まりは、現在の社長である孫正義が1981年に設立した「日本ソフトバンク」まで遡ります。設立当時は、コンピューターソフトウェア流通事業に主力していました。それから1987年、「フォーバル」と共同で、最低価格電話会社選択システムである"LCR"を開発し、これを中小企業に無償で配布した後、電話会社からロイヤリティを貰うという斬新なビジネスモデルで大きく成長しました。

1996年にはアメリカの「Yahoo!」合資し、「Yahoo! JAPAN」の設立・運営を開始。1999年には「ニューズ・コーポレーション」と共同で現在の「スカパーJSATホールディングス(SKY Perfect JSAT Holdings Inc.)」の前身に該当する会社を立ち上げました。ITバブルの一時期ですが、時価総額で「トヨタ自動車(Toyota Motor Corporation)」に次ぐ2位になった事もあります。

その後、「JR通信」を買い取り、2006年には1兆7,500億円をかけ、「ボーダフォン(Vodafone Group Plc)」の日本法人を買い取る事で、本格的に携帯電話事業に進出する事になります。そして「Apple」"iPhone"を日本で初めて独占流通する事によって、日本国内3位規模の移動通信会社に成長する事ができました。

2014年には世界初の感情認識パーソナルロボットの"Pepper"を発表し、その翌年には一般販売を開始。またNetflixと提携し、映像サービスを初めています。また2016年にはイギリスの半導体設計企業の「ARM」を3.3兆円で買い取る等、毎年、急激に事業領域を多角化しています。従って、日本国内では通信会社として認識される「ソフトバンクグループ」ですが、事実上、この通信事業が全体売上で占める比重は40%程度に過ぎません。

「ソフトバンクグループ」は基本的に、世界No.1になれるポテンシャルを持つ企業候補に投資し、成長させ、そこで得られた受益を新たなる投資に回す事によって、永久的にNo.1の企業を保有していくという"群戦略"を実施しています。2017年基準、「ソフトバンクグループ」の利益は1兆3,000億円でしたが、その中で3,460億円程度がファンドの株式評価利益で構成されている程、純粋投資会社としての性格が強くなっています。 

 

 

 

3. 主要事業

 

■ ソフトバンク・ビジョン・ファンド、デルタファンド事業
"群戦略"で代表される、ソフトバンクの投資事業です。

■ ソフトバンク事業
国内移動通信サービスと端末の販売を実施しています。また個人顧客むけのブロードバンドサービス、法人顧客向けのデータ通信サービスなどを提供しています。

■ スプリント事業
アメリカで「Sprint Corporation」を通じ、携帯端末やアクセサリー販売、固定通信サービスを提供しています。

■ ARM事業
半導体プロセッサーのIPおよび関連ソフトウェア、道具、IoTプラットフォーム、ソリューション技術を開発・提供しています。

■ ブライトスター事業
「ソフトバンクグループ」が間接支配中の「ブライトスター(Brightstar Corporation)」を通じ、海外での端末機流通事業などを実施しています。

■ その他
"福岡ソフトバンクホークス"関連事業やその他の事業を展開しています。

 

 

 

4. 財務情報

 

※単位は100万円、2018年基準

 

2016

2017

2018

連結

8,901,004

9,158,765

9,602,236

連結業利

1,025,999

1,303,801

9,158,765

連結

24,634,212

31,180,466

36,096,476

連結純資産

4,469,730

6,273,022

9,009,204

内訳

国内通信事業

3,156,825

3,188,416

3,703,014

スプリント事業

3,459,142

3,403,820

3,533,834

ヤフー事業

841,581

866,627

923,539

流通事業

1,228,051

1,360,656

202,616

ARM事業

112,901

202,338

1,057,567

その他

102,504

136,908

181,666

 

반응형
▲ top