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「電通(Dentsu Inc.)」日本最大であり世界5位規模の広告代行店です。売上規模では日本国内2位の「博報堂(Hakuhodo Inc.)」の約4倍に及んでおり、"広告界のガリバー"とも言われています。あまりにも日本市場シェアが高く、市場の寡占が問題視されている位です。近年には海外広告会社を積極的に買い取り、その規模の益々拡大しています。連結従業員数は約62,608名です。

 

1. プロフィール

 

2. 概要および特徴

 

3. 主要事業

 

4. 財務情報

 

 

 

1. プロフィール

 

※単位は100万円、2018年基準

社名

電通

英文社名

Dentsu Inc.

設立

190171

本社所在地

105-7001 東京都港区東新橋1-8-1

資本金

74,609

連結売上

1,018,512

連結営業利益

111,638

連結総資産

3,638,488

連結総資本

1,110,749

自己資本比率

30.5%

連結従業員数

62,608

 

 

 

 

2. 概要および特徴

 

「電通」は1901年、光永星郎(Mitsunaga Hosiro)によって創業されました。創業当時の名称は「日本電報通信社(Nihon Denpō Tsūshin-sha)」で、これの略称が「電通(Dentsu)」です。創業期にはニュース事業も実施しましたが、受益性が低かったので、1936年時点で他社に移管させました。太平洋戦争期間中は、当時日本政府が戦時統制の為、他の広告代行店を全て廃業させた為、「電通」はこれに恵まれ、日本広告業界の圧倒的な地位を得ることができました。

その後からは、「電通」1社が日本広告業界を引っ張っていると言っても過言ではありません。また「電通」は政財界・芸能界などの有力者の子弟を、従業員として多く採用している事で知られています。典型的な体育系企業であり、豊富な人的資源を保有していますが、勝利至上主義的傾向があまりにも強く、仕事も非常に忙しい為、ワークライフバランス(Work Life Balance)は悪いとの評判があります。

「電通」は基本的にテレビ広告とマスメディア分野に強みを持っている会社です。特に日本のマスメディアは、「電通」によって支配されているとも言える位、その市場占有率は極めて高いです。特に、オリンピックやパラリンピックといったスポーツ分野では、ほぼ絶対的に「電通」が関わっているほど、その影響力が強いです。

にもかかわらず、意外と現在の日本国内広告市場のシェアをみると、「電通」が24%で「博報堂」が21%で、日本市場ではそれほど大きな差は出ていません。しかし「電通」は、2013年にイギリスの広告代行店である「Aegis Group」を買い取り、世界展開を初めています。その結果、全体売上の60%程を海外からを稼げるようになり、これによって「博報堂」の4倍に値する莫大な売上を記録する事ができました。

またデジタル分野においても「電通」は力を入れています。デジタル分野は、どちらかと言うと高い専門性が要求される為、傘下の関係会社を通じて事業を展開しており、これにて得られたデータを積極的に活用しています。それによって、2013年時点までは全体売上高の27%に過ぎなかったデジタル部門の売上が、2017年になっては43%まで上昇しました。

 

 

 

3. 主要事業

 

■マーケティング

■デジタルマーケティング

■クリエイティブ

■プロモーション

■メディア

■コンテンツ

■グローバルビジネス

 

 

 

4. 財務情報

 

※単位は100万円、2018年基準

 

2016

2017

2018

連結受益

838,359

928,841

1,018,512

連結業利

137,681

137,392

111,638

連結

3,155,230

3,562,857

3,638,488

連結純資産

981,961

1,150,134

1,110,749

受益内訳

国内

420,387

416,671

430,292

海外事業

430,016

519,405

600,140

調整額

-12,044

-7,235

-11,920

 

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