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クラレ(Kuraray Co., Ltd.)高機能樹脂および繊維製品などを製造・販売する日本の大型化学企業です。現在の本社は東京に位置しておりますが、もともとの発祥地は岡山県です。1926年設立当時の「クラレ」は、レーヨンの国産化を目指していた会社でしたが、2001年をもってレーヨン事業からは完全撤退する事になり、今は取り扱っていません。連結従業員数は約10,768名です。

 

1. プロフィール

 

2. 概要および特徴

 

3. 主要事業

 

4. 財務情報

 

 

 

1. プロフィール

 

※単位は100万円、2018年基準

社名

クラレ

英文社名

Kuraray Co., Ltd.

設立


1926
624

本社所在地

100-8115 東京都千代田区大手町1-1-3 大手センタービル

資本金

89,000

連結売上

602,996

連結営業利益

65,794

連結総資産

946,116

連結総資本

567,033

自己資本比率

59.9%

連結従業員数

10,768

 

 

 

2. 概要および特徴

 

「倉敷紡績(Kurasaki Boeseki)」の事業多角化のため、大原家(Ohara Family)が設立した会社ですが、現在「倉敷紡績」との関係は営業的な部分だけになっていて、人的・資本関係は皆無の状態です。上記通り、「クラレ」は設立当時は繊維事業の会社でした。1950年には日本初の国産合成繊維である、ポリビニルアルコール繊維の"ビニロン(Vinylon)"を世界で初めて事業化した実績があります。

「クラレ」のこれまで売上構成比率をみると、1985年までは繊維産業の売上比重が約80%に至っていました。しかしこれは、2009年には25%まで下がってきます。同時に、化学関連売上の比重は、1985年には20%に過ぎなかったが、現在は75%まで上がっています。すなわち、事業環境が悪化された繊維事業から、化学事業へと企業の構造が変化してきたのです。2007年にはこの傾向を反映し、株式市場での所属業種を"繊維製品"から"化学"へ変更しました。

現在の主力製品としては、「クラレ」が世界初事業化した機能性樹脂である「ポバール(PVA)」と、これを応用した「ポバールフィルム(PVA Film)」などがあり、その他の化学製品を幅広く取り扱っています。また歯科材料を中心に医療事業も展開しており、環境関連事業である水処理用材料や排水処理用PVAなどにも対応しています。

最近注目を浴びている「クラレ」の事業は、意外とジャケット事業です。「クラレ」は 「WINヒューマン・レコーダー株式会社(WIN Human Recorder)」と共同に、電子制御冷暖房装置を搭載したウェアラブルジャケットを開発したと発表しました。2020年の夏から試作販売を実施する予定との事です。基本的にTシャツの上に着用するこのジャケットは、外部温度に対し約-5~-15℃程度の冷却機能があり、1回のチャージで2~4時間の稼働が可能だそうです。

 

 

 

3. 主要事業

 

■ 樹脂
ポバール樹脂・フィルム、PVB樹脂・フィルム、EVOH樹脂・フィルムの製造、販売

■ 化学品
メタクリル樹脂、イソプレン系化学品、ポリアミド樹脂、メディカル関連製品の製造、販売

■ 繊維
ビニロン、人工皮革、不織布、面ファスナー、ポリエステル繊維の製造、販売

■ その他
炭素材、水処理用高機能膜・システムの製造、販売

 

 

 

4. 財務情報

 

※単位は100万円、2018年基準

 

2016

2017

2018

連結

485,192

518,442

602,996

連結業利

67,827

75,117

65,794

連結

725,433

775,735

946,116

連結純資産

520,978

564,487

567,033

内訳

ビニルアセテート

223,447

234,711

233,214

インフレーン

27,637

30,037

30,144

機能材料

48,851

49,706

111,969

37,305

39,526

47,287

トレーディング

116,566

125,180

136,109

その他

31,383

39,281

44,269

 

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