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「東海旅客鉄道(Central Japan Railway Company)」は「東日本旅客鉄道(East Japan Railway Company)」,「西日本旅客鉄道(West Japan Railway Company)」と共に、1987年4月1日に 「日本国有鉄道(Japanese National Railways)」より鉄道事業を継承した旅客鉄道会社です。通称、"JR東海"で、英語の略は"JR Central"です。営業距離は短い方ですが、"東海道新幹線"を保有している分、受益性が極めて高い方です。連結従業員数は約29,128名です。
1. プロフィール
2. 概要および特徴
3. 主要事業
4. 財務情報
1. プロフィール
※単位は100万円、2018年基準
社名 |
東海旅客鉄道 |
英文社名 |
Central Japan Railway Company |
設立 |
1987年4月1日 |
本社所在地 |
〒450-6101 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 |
資本金 |
112,000 |
連結売上高 |
1,878,137 |
連結営業利益 |
709,775 |
連結総資産 |
9,295,745 |
連結総資本 |
3,508,065 |
自己資本比率 |
37.7% |
連結従業員数 |
29,128 |
2. 概要および特徴
「JR東海」は"東海道新幹線"を事業の中心としており、東海地方と中部地方である神奈川県、静岡県、山梨県、長野県、愛知県、岐阜県、富山県、滋賀県、三重県、和歌山県を中心とした鉄道路線網を展開しています。「トヨタ自動車(Toyota Motor Corporation)」や「中部電力(Chubu Electric Power Co., Inc.)」と共に、中部地域3大企業だと呼ばれています。
一方、営業距離では、JR各社に比べると「四国旅客鉄道(Shikoku Railway Company)」の次位に、非常に短い方です。しかし、日本鉄道の象徴的な存在である"東海道新幹線(Tōkaidō Shinkansen)"を運営しており、鉄道部門の受益の約85%がこの東海道新幹線によるモノです。逆に、在来線の運送受益は全体の10%にも及んでいない状況です。
実はこの在来線事業は、「JR東海」発足当時から良い状況ではありませんでした。そもそも「JR東海」の事業領域である日本中部地方は、確かに人工は多いですが自動車の普及率が高く、私鉄である「名古屋鉄道」や「近畿日本鉄道」と競争しなければならなかった為、在来線においては採算性を高めにくい環境に置かれていました。
今現在、「JR東海」が挑戦しているのは、リニア新幹線事業です。時速500kmで走る磁気浮上列車のリニア新幹線が開通されると、東京~大阪を最短1時間7分で繋げる事ができ、これは日本全体に大きな経済効果を齎すと予測されています。この路線は「JR東海」自らが費用を出して投資している為、政治的な悪用される事もありません。しかも、このリニア新幹線が東京駅ではなく品川駅に泊まるという時点で、「JR東海」は「東日本旅客鉄道(East Japan Railway Company)」に挑戦しているとも言われています。
3. 主要事業
■ 運送業
■ 流通業
■ 不動産業
4. 財務情報
※単位は100万円、2018年基準
|
2016年 |
2017年 |
2018年 |
|
連結売上高 |
1,756,980 |
1,822,039 |
1,878,137 |
|
連結営業利益 |
619,564 |
662,023 |
709,775 |
|
連結総資産 |
7,052,675 |
8,908,682 |
9,295,745 |
|
連結純資産 |
2,726,729 |
3,084,739 |
3,508,065 |
|
売上内訳 |
運送業 |
1,368,604 |
1,412,182 |
1,449,198 |
流通業 |
227,201 |
243,228 |
253,312 |
|
不動産業 |
41,244 |
46,117 |
49,646 |
|
その他 |
119,929 |
120,510 |
125,980 |
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