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「東洋紡(Toyobo Co., Ltd.)」繊維を中心に化学バイオ医学などの高機能製品の開発及び製造を事業領域としている企業です。1914年設立された「東洋紡績(Toyo Boseki)」がその前身です。繊維事業で名高い企業ですが、実際には繊維以外の部門が売上の大半を占めています。連結従業員数は約9,494名です。

 

1. プロフィール

 

2. 概要および特徴

 

3. 主要事業

 

4. 財務情報

 

 

 

1. プロフィール

 

※単位は100万円、2018年基準

社名

東洋紡

英文社名

Toyobo Co., Ltd.

設立

1914626

本社所在地

530-8230 大阪市北区堂島浜2丁目2-8

資本金

51,700

連結売上

336,698

連結営業利益

21,727

連結総資産

461,047

連結総資本

181,226

自己資本比率

39.3%

連結従業員数

9,494

 

 

 

2. 概要および特徴

 

繊維事業が、「東洋紡」のスタートラインです。1914年設立以後、繊維会社としての成長を重ねた結果、2次大戦前には世界最大級の紡織会社にまでなった事があります。当時、急激に成長した他の日本繊維会社としては「ユニチカ(Unitika)」を挙げられます。しかし、2次大戦終戦後はアジアの各国が繊維業界に飛び込む事になり、「東洋紡」はどんどん追われる立場になりました。

日本経済の高度成長に基づき、円高が進む事になり、「東洋紡」の輸出価格は益々現実離れしたモノになって行きました。日本国内での生産は衰退気味になり、当時の繊維製造会社たちは、積極的に事業多角化を行わなければならない事になります。時代が人物を生み出すように、「東洋紡」もこの時期を起点にフィルムやプラスチック等の非繊維事業にも進出を始めました。

またバイオ事業においても1942年、パルプ排水処理のため、酵母を研究した経験があり、この経験を活かして1972年から本格的に事業を開始しました。その結果、フィルム・機能樹脂や医療から各種産業用資材までの取り扱う事になり、2001年をもって非繊維製品の売上が、全体売上の過半数を超える事になりました。

近年においては、ウェアラブルに関係で注目されている会社でもあります。2017年、東京ビッグサイト(Tokyo Big Sight)で開かれたウェアラブルEXPOで、「東洋紡」は導電性新素材"COCOMI"を公開しました。この"COCOMI"は、一般繊維製品の上に圧力をかけ、その上に張り付ける方式で活用が可能な素材だと言われています。その厚みも0.3mm程度で薄く・軽いため、いつかはこれを活用した製品が出てくるかもしれません。

 

 

 

3. 主要事業

 

■ フィルム・機能樹脂事業
包装用フィルム、工業用フィルム、工業用接着剤、エンジニアリングプラスチック、光機能材料など

■ 産業マテリアル事業
自動車用繊維資材、スーパー繊維、機能フィルター、不織布など

■ ヘルスケア事業
診断薬用酵素等のバイオ製品、医薬品、医用膜、医療用具、アクア膜など

■ 衣料繊維事業
機能材料、アパレル製品、衣料テキスタイル、衣料ファイバーなど

■ 不動産事業
不動産の賃貸・管理など

■ その他事業
建物・機械などの設計・施工、情報処理サービス、物流サービスなど

 

 

 

4. 財務情報

 

※単位は100万円、2018年基準

 

2016

2017

2018

連結

329,487

331,148

336,698

連結業利

23,332

23,923

21,727

連結

450,790

445,495

461,047

連結純資産

170,910

184,515

181,226

内訳

フイルム機能樹

138,574

148,667

156,241

産業材料

59,925

63,454

66,540

ヘルスケア

36,423

35,723

34,675

・商社

77,552

68,317

64,585

不動産

4,444

4,284

4,197

その他

12,569

10,703

10,460

 

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