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「帝人(Teijin Ltd.)」は大阪に本社をおいている、日本最大級の繊維会社の一つです。日本で初めてレーヨンを取り扱った会社であり、近年には既存の"繊維事業"以外にも"ヘルスケア"や"IT事業"にも力を入れています。海外にも111社に至る系列会社を有し、売上の海外比重は40%に及んでいます。連結従業員数は約20,671名です。

 

1. プロフィール

 

2. 概要および特徴

 

3. 主要事業

 

4. 財務情報

 

 

 

1. プロフィール

 

※単位は100万円、2018年基準

社名

帝人

英文社名

Teijin Ltd.

設立

1918617

本社所在地

530-8605 大阪府大阪市北区中之島三丁目24

資本金

71,833

連結売上

888,589

連結営業利益

60,000

連結総資産

1,020,654

連結総資本

427,212

自己資本比率

41.9%

連結従業員数

20,671

 

 

 

 

2. 概要および特徴

 

「帝人」は元々山形県(Yamagata Prefecture)の米沢市(Yonezawa City)で設立されました。設立当時である1915年には、1次世界大戦の影響でヨーロッパからのレーヨンの輸入量が減っていた事もあったため、創業と同時に非常に高い成長率をみせました。1918年には株式会社構造に改編する事と同時に「帝国人造絹絲(Teikoku Jinzo-Kenshi Kaisha)」という社名になります。

その後、1次世界大戦が終わり、"ウォール街大暴落 (1929年)"の影響で、「帝人」も倒産に危機に陥りました。この時、山形が発祥地である「帝人」でしたが、1927年建てられた岩国工場に比べ、効率性が低かったため、結局のところ山形工場ですら閉鎖される事になりました。これに伴い「帝人」は山形を離れ、当時繊維産業のメッカであった大阪に本社を移転する事になります。

これによって少し状況は改善されましたが、2次大戦の終戦と共に「帝人」が主力事業のレーヨンに対する市場の需要が急激に落ち、アメリカの「DuPont」よりナイロン製造技術を獲得した「東レ」の反撃により、再び倒産の危機に追い込まれました。この時、「帝人」は1958年、イギリスの「ICI」よりポリエステル製造技術を導入する事になり、これが大成功する事によって「帝人」は起死回生できました。

このように、繊維事業の不況が何度も繰り返されるうちに、何回もリストラを実施する事になり、社内にリストラだけは避けようとする消極的な社風が定着するなど、経営環境そのものは悪化されてきました。そのような問題がやっと落ち着き始めたのが1990年代後半であり、この時から医薬医療事業や炭素繊維といった高機能繊維事業が成長する事になります。

これを機に、2000年度から2006年まで、連続的に営業利益が増加するなど堅実な実績を出しています。今現在の「帝人」は、自動車部品関連事業に力を入れており、2018年にはアラミド繊維・炭素繊維などの材料事業+ヘルスケア事業の売上と営業利益が、売上の大半を占めることになりました。すなわち、「帝人」の核心事業は、もはや繊維ではなく、材料事業とヘルスケア事業になったのです。

 

 

 

3. 主要事業

 

■ 材料事業
太陽電池パネル、LCD、自動車部品など様々な製品に使用される電子材料や化学製品を製造しています。

■ 繊維製品事業
ブレーキ用摩擦材、消防服、車両用シートなど色んな分野に使われる高機能繊維および人造皮革を取り扱っています。

■ 健康管理事業
医薬品や在宅医療に関するサービスも実施しています。

■ IT事業
健康管理事業を補助する為のITサービスやモバイル機器専用コンテンツ転送サービスなどを実施しています。

 

 

 

4. 財務情報

 

※単位は100万円、2018年基準

 

2016

2017

2018

連結

741,291

834,985

888,589

連結業利

56,512

69,822

60,000

連結

964,053

986,184

1,020,654

連結純資産

351,829

408,237

427,212

内訳

マテリアル

539,847

624,812

671,558

ヘルスケア

150,676

155,370

157,511

その他

50,767

54,802

59,520

 

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