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「マツダ(Mazda Motor Corporation)」は広島県に所在しており、基本的に自動車完製品や部品の製造・販売を実施しています。2018年基準、世界販売台数は155万台で、世界14位であり日本国内では「トヨタ自動車(Toyota Motor Corporation)」,「本田技研工業(Honda Motor Co., Ltd.)」,「日産自動車(Nissan Motor Co., Ltd.)」,「スズキ(Suzuki Motor Corporation)」に次ぐ5位になっています。連結従業員数は約49,755名です。

 

1. プロフィール

 

2. 概要および特徴

 

3. 主要事業

 

4. 財務情報

 

 

 

1. プロフィール

 

※単位は100万円、2018年基準

社名

マツダ

英文社名

Mazda Motor Corp.

設立

1920130

本社所在地

730-8670 広島県安芸郡府中町新地31

資本金

284,000

連結売上

3,564,696

連結営業利益

83,013

連結総資産

2,871,018

連結総資本

1,248,915

自己資本比率

43.5%

連結従業員数

49,755

 

 

 

 

2. 概要および特徴

 

「マツダ」はコルクを生産していた「東洋コルク工業(Toyo Cork Kogyo Co., Ltd,)」がその前身であり、1923年の関東大震災の時まではバイクを製造していました。1931年から3輪トラックを生産し始め、太平洋戦争以後は、日本トップクラスのトラックメーカーになります。1960年度からは乗用車市場への進出を果たし、1967年にはドイツの「NSU」や「Wankel」との技術提携をベースに、初のロータリーエンジン車を発売した事もあります。

1969年からは自動変速機と部品キットの供給分野において「Ford」と技術提携を結びましたが、1973年のオイルショック以後、売上が急落してしまいます。当時、「マツダ」の主力車両にはヴァンケルロータリーエンジンが搭載されていましたが、その燃費が低かった為、需要が激減したからです。幸い、「Ford」が「マツダ」の全体株式の25%を買い取り、1978年発売した"RX-7"がヒットすることによって、その危機の打開に成功します。

1984年には現在の社名である「マツダ自動車工業」にその名を変え、「Ford」と協力し、自動車市場を攻略していきました。その時、バブル崩壊と伴い、円高・長期不況が始まりました。当然、「マツダ」の国内・国外販売とも低迷状態になり、1996年累積赤字が750億円に至ると、「Ford」が「マツダ」を買い取る事になります。その後、「Ford」傘下でプラットフォームや生産施設の共有化が進行されました。

しかしリマンショック以後、「Ford」は現金確保のために「マツダ」の株式を売却することになり、従って今では「Ford」からは完全に独立している状態です。逆に2017年8月、「トヨタ自動車」と業務・資本提携を結び、お互い500億円分の株式を獲得することになり、「トヨタ自動車」が 「マツダ」の第2の大株主になりました。このような「トヨタ自動車」の動きの背後には、「マツダ」の技術力があると評価されています。

「マツダ」は世界最高水準の内燃機関技術を持っており、ガソリンエンジンの圧縮着火の実用化に世界で初めて成功し、燃費を30%ほど向上させました。しかし、世界最新トレンドであるEV化や自動運転といった次世代技術開発には、致命的に遅れています。「トヨタ自動車」との提携理由は、自社の不足しているEV技術を「トヨタ自動車」との協力で補うためだと評価されています。即ち、EV技術は「トヨタ自動車」に任せる代わりに、「マツダ」はエンジン分野に企業資源を集中させています。

海外販売比率を言えば、「マツダ」は日本自動車メーカーの内、トップクラスだと言われており、特にヨーロッパ市場において強いです。問題は「マツダ」はスペックより値段が安い、コスパのいいモデルを特徴としているため、会社としての営業利益はそれほど高くないところです。消費者の立場でも、一度「マツダ」を買うと、永遠に「マツダ」しか乗れなくなるという "マツダ地獄"現象もあります。

実は「マツダ」は、新車購入時に大幅な割引をしているため、最初の購入から3年後と5年後の買い取り価格が、同価格帯の競争車種より安い方です。つまり、中古車として再販売しようとしても、価格が非常に低い為、他の会社への乗り換えが困難になります。つまり、一回「マツダ」を買えば、ずっとマツダ製を乗らないといけないというループに入ってしまうのです。ただし、今ではマツダ製も内装が高級化されており、走行性能も高まっているため、マツダ製自動車の再販売の価値がかなり上がっているため、"マツダ地獄"は昔話になっていると言われています。

余談ですが、「三菱自動車工業(Mitsubishi Motors Corporation)」「Hyundai Motors」と縁があるとすれば、「マツダ」は「Kia Motors」と縁があります。「マツダ」は、「Kia Motors」が初期モデルの用達車や乗用車を開発するに必要な技術を提供する事で、韓国の自動車国産化に貢献しました。従って、「Kia Motors」の初期車両は、殆どがマツダ製エンジンを装着していました。しかし、2018年基準の自動車販売量では「Kia Motors」が264万台で世界9位になっている一方、「マツダ」は155万台で世界14位を記録するなど、両者の立場が逆転されている状態です。

 

 

 

3. 主要事業

 

■ 自動車事業
乗用車およびトラックの製造・販売を実施しています。「マツダ」の経営戦略は"選択と集中"であり、特に事業多角化は実施していないです。

 

 

 

4. 財務情報

 

※単位は100万円、2018年基準

 

2016

2017

2018

連結

3,214,363

3,474,024

3,564,696

連結業利

125,687

146,421

83,013

連結

2,524,552

2,728,087

2,871,018

連結純資産

1,064,038

1,219,470

1,248,915

内訳

日本

1,018,151

1,060,078

1,106,715

北米

1,073,094

1,114,292

1,135,034

ロッ

589,646

695,200

699,045

その他

533,472

604,454

623,902

 

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