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 アイスランド基礎常識 ① 概要

アイスランドは北欧の島国です。スカンジナビア、イギリス、アイルランドとグリーンランドの間にある海の真ん中に位置しています。一般的に、北欧の西北端にあると考えて問題ないでしょう。首都はレイキャビク(Reykjavik)であり、国土面積は10万2,775 k㎡で、世界の国土面積順位では108位ですが、人口はわずか33万人程しかいないとても小さい国です。首都であるレイキャビク(Reykjavik)の人口は郊外まで合わせ20万人で、人口の殆どが首都圏に集まっています。アイスランドで二番目に大きい都市であるアクウィレイリー(Akureyri)の人口は1万7千人程度です。 

 

アイスランドは現在、EFTA(欧州自由貿易連合)加盟国ではあるがEU加盟国はありません。それでもシェンケンゾー約協約国なので、EU国との移動は比較的簡単です。  時間帯で言うと、西経15度子午線がアイスランド東海岸を通るので、本来であればUTC-1の時間を使うべき国です。アイスランドの西海岸に近いレイキャビクを基準とすればUTC-1.5時間です。しかしアイスランドは、実際の太陽と1時間を超える差がでることを我慢して、イギリスと同じUTC + 0の時間帯を使っています。そして北欧にもかかわらず、サマータイムを使わないです。

 

 

 

 

 アイスランド基礎常識 ②国名

アイスランドを自国語表示にすると「Ísland」であり、その意味は「氷の地」です。この言葉を、アイスランド語と同様系統の言語である英語に翻訳した名称が我々がよく知っている「Iceland」です。アイスランドの正式国名として「LýðveldiðÍsland(アイスランド共和国)」で表記される事もありますが、正式な国名はあくまでも「Ísland(アイスランド)」です。これについてはあれこれ混乱が多いらしく、EUレベルでは「LýðveldiðÍsland」や「Republic of Iceland」に表記しないように推奨しています。 

では、何故この「氷の地」が国名になってしまったでしょうか。これに関しては2つの説があります。まず、最初にアイスランドを発見した時に、そこは穏やかな気候の西部ではなく、氷まみれの東部海岸が先に発見され、氷だらけの島だと勘違いしたことから、「氷の地」に名付けられたと言われています。また別の説としては、穏やかな地域であることには気付いていながら、わざと人がたくさん移住して来ないように「氷の地」だと呼び、本物の氷の地であるグリーンランドと名前を入れ替えったという説です。ただし、グリーンランドも最初の発見時には、若干の草原がある海岸を最初に発見されたので、別にアイスランドと入れ替わるまでもなく、グリーンランドで呼ばれたという話もあります。

 

 

 

 

 アイスランド基礎常識 ③国旗

アイスランドの国旗は、アイスランドが共和国になった1944年から法的に規定されています。他の北欧諸国と同様に、国旗のスカンジナビアクロス描かれており、この十字模様は、アイスランドのキリスト教を象徴しています。特徴としては、白十字の中に赤い十字架がもう一つ描かれている事です。国旗の色はすべて、アイスランドの自然を象徴しています。赤は火山が生み出す赤い火を、白は真っ白な氷と雪を、青は青い海をそれぞれ象徴しています。実はノルウェーの国旗とかなり似ていますが、形は同じで十字架と背景の配色が逆である位の違いなので、ノルウェーの国旗と勘違いしやすいです。

 

 

 

 

 アイスランド基礎常識 ④国歌

アイスランドの国歌の名前はLofsöngurで、アイスランド語で「賛歌」という意味です。「ÓGuðvors lands」としても知られています。1874年には、MatthíasJochumssonが作詞、SveinbjörnSveinbjörnssonが作曲しました。オリジナルは3節までありますが、正式に国家として指定されているのは、1節だけであり、1944年に正式な国家に指定されました。歌詞は叙情的で、同時にキリスト教的なところが特徴的です。なので國歌っというよりも、教会で演奏される音楽みたいな感じです。

 

 

 

 

 アイスランド基礎常識 ⑤気候

アイスランドの領土は、北緯64〜66˚にかかっていますが、イルミンガー海流の影響で気候はかなり穏やかな方です。分類的には海洋性気候に区分されます。首都であるレイキャビクの1月平均気温は-0.5℃で、意外に低くないです。しかし、それでも高緯度地域なので、真夏でも+10℃以上は中々上がらないらしいです。つまり年較差は非常に少ない国です。だが人々が住んでいない内陸はツンドラ地形であり、内陸高原の1〜2月の平均気温は約-5〜-10℃程度でかなり寒いです。まあ、それでも同じ高緯度に位置するロシアのシベリアやカナダ北西部、アメリカのアラスカみたいな地域に比べると、非常に暖かいと言えるでしょう。 

 

このように、年中秋〜初冬レベルの気温で、猛暑もないので住みやすい地域ではありますが、これは農業においては非常に不利な条件です。アイスランドの国土面積は韓国とほぼ同じですが、人口は「アイスランド、30万人 vs 韓国、5,000万人」で極端的に違います。これがアイスランドの気候の問題で農業ができず、故に環境収容力が極めて低かったからです。中世期には穀物農業はできましたが、中世後期になると気候が寒くなり、結局穀物はデンマークでより全量輸入することになりました。

輸入穀物にコケを混ぜて食べたり、乾燥魚をパンの代わりに食べたそうです。長い間、食糧生産を漁業や牧畜などに依存せざるをえなかったです。20世紀なっては、やっと温泉水を利用した温室農業が可能になったところです。 最近は、グリーンランドみたいに、地球温暖化の影響で、温室効果に頼らず穀物を育てることが可能になったらしいです。アイスランドは年中涼しい気候なので虫もなく、農薬を使う必要もないようです。

アイスランドで発達した低気圧は、冬にはヨーロッパ全域に南下し、特有の暗くてじめじめし天気を作りだします。これは、シベリアなど大陸高気圧の影響で乾燥した東アジアの冬とは異なる部分です。また島なので一日中に何回も天気が変わる事があるらしく、冬には乱流と地形的な影響で雪がかなり降ります。このような気候のせいか、地球でニュージーランドと共に領土内に蛇が一匹も住んでいない国でもあります。

 

 

 

 アイスランド基礎常識 ⑥人口

アイスランドの人口密度はわずか3.3人/㎢に過ぎません。人口の94.3%が都市に集中しており、総人口の40%程度が首都レイキャビクおよび近隣のレイキャビク広域都市圏に住んでいます。構成民族は94%がノース人とケルト人、6%が他の外国人です。アイスランドの合計出生率は女性1人あたり1.8人レベルであり、女性の初産年齢27.4歳、先進国としては、出生率に関する数値がかなり高い方です。乳児死亡率は1,000人あたり2.1人で良好なレベルであり、年間人口増加率は約1%程度です。 

またアイスランドの平均寿命は83.1歳で、長生きで有名です。男性の平均寿命は80.9歳で、女性の平均寿命は85.4歳です。このように長い平均寿命のおかげで、アイスランドの高齢者人口の割合は14.4%であり、高齢社会に属しています。しかし、出生率も高く、0〜14歳の人口が総人口の20.4%を占めているため、問題はそれほど酷くないと考えられています。実際、人口の高齢化を計る尺度として使われる中尉年齢の場合、アイスランドは36.5歳(男性35.9歳、女性37.1歳)で、44.6歳である日本より当然若く、38歳の中国よりも若いと言われています。

 

 

 

 

 アイスランド基礎常識 ⑦教育

アイスランドでは小学校から中学校過程を16歳まで義務教育として受けることになり、小中高はもちろん、大学まですべて無料です。小学校6年、中学校3年、高校4年の教育を受け、アイスランドの100%に達する識字率を見れば分かるよう、国民は平均教育水準は極めて高いです。中等教育ではアイスランド語のほか、デンマークや英語を習います。またアイスランドでは約20年前から、Eブックなどを利用したデジタル教育を本格的に実施しています。

2012年の調査結果によると、アイスランドは学生たちが最も勉強を楽しむ国らしいです。これは白人高所得国ではノルウェーと同じくらいに高い水準です。両国とも、国土に比べて人口が少ないので、自然環境を通じた体験学習が非常に容易であることが共通点として挙げられます。また、アイスランドは人口も少なく、教育市場が狭い関係で国定教科書を発行しています。世界的に民主主義制度を導入している国の中で、国定教科書を導入している国は、アイスランドがほぼ唯一です。ただし、アイスランドは比較的歴史も穏やかで、何よりも検認定をするほど教育市場が大きくはないで、国定教科書を使っている模様です。

 

 

 

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