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「モスフードサービス(MOS FOOD SERVICES, INC.)」は日本で発祥したハンバーガーチェーン店の「モスバーガー」を核心事業会社としている会社で、日本国内でのハンバーガーフランチャイズ占有率は「日本マクドナルド」に次ぐ2位です。2018年3月基準、日本国内で1,341店舗・海外で352店舗保有しています。連結従業員数は約1,384名です。
1. プロフィール
2. 概要および特徴
3. 主要事業
4. 財務情報
1. プロフィール
※単位は100万円、2018年基準
社名 |
モスフードサービス |
英文社名 |
MOS FOOD SERVICES, INC. |
設立 |
1972年7月21日 |
本社所在地 |
〒141-6004 東京都品川区大崎二丁目1番1号 |
資本金 |
11,412 |
連結売上高 |
66,264 |
連結営業利益 |
517 |
連結総資産 |
60,588 |
連結総資本 |
45,460 |
自己資本比率 |
75.0% |
連結従業員数 |
1,384 |
2. 概要および特徴
「三井住友フィナンシャルグループ(Sumitomo Mitsui Financial Group, Inc.)」の子会社「SMBC日興証券(SMBC Nikko Securities Inc.)」の前身「日興証券」を退社した櫻田慧(Sakurada Satoshi)が、アメリカのハンバーガーチェーン店である「Tommy's」の経営方法を産雇し、1972年3月12日に東京1号店をオプンした事が、「モスバーガー」の始まりです。創業当時、「Mcdonald's」とは違い、高価格・高品質をベースにした高級路線戦略を使っていました。
一言で言うと、「モスバーガー」のマーケティング戦略は、"差別化"です。ファーストフード業界の最大手である「Mcdonald's」との差別化を図るため、価格を意図的に高く設定し、その代わり品質向上に力を入れてきました。1990年代後半の、「Mcdonald's」を始めとするファーストフードチェーン店たちの低価格競争でも、「モスバーガー」だけは大幅な値引きを実施せず、高級路線を維持しました。
「モスバーガー」は一応、ファーストフードで分類されていますが、注文を受けてから作り始める"アフターオーダー方式"を取っており、野菜など健康的な素材を使う為、スローフード的な要素があります。インテリア的にも、木造をベースにした高級感のある店作りをしているので、ファーストフード店というよりレストランの印象が強いです。
今現在、日本国内のハンバーガー市場のシェアをみると「日本マクドナルド」に次ぐ2位であり、2018年基準、日本国内では1,341店舗を展開しています。海外でもアジアを中心に台湾・タイ・香港・中国・シンガポール・オーストラリア・インドネシア・韓国で事業を展開しています。特に台湾で246店舗を展開しており、これは台湾の「Mcdonald's」の店舗数である338店舗に少し劣る水準です。
3. 主要事業
■ ハンバーガー専門店「モスバーガー」チェーン事業
4. 財務情報
※単位は100万円、2018年基準
|
2016年 |
2017年 |
2018年 |
|
連結売上高 |
70,929 |
71,387 |
66,264 |
|
連結営業利益 |
4,663 |
3,736 |
517 |
|
連結総資産 |
61,589 |
62,056 |
60,588 |
|
連結純資産 |
46,140 |
48,034 |
45,460 |
|
売上内訳 |
モスバーガー事業 |
66,874 |
67,772 |
62,743 |
その他の飲食事業 |
3,329 |
2,878 |
2,766 |
|
その他 |
725 |
737 |
754 |
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