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「スシローグローバルホールディングス(Sushiro Global Holdings Ltd.)」は回転寿司チェーンの「スシロー」ブランドを展開している、回転寿司業界の大手企業です。昔は「大阪回転寿司・あきんど」というブランドも保有していましたが、現在は全て「スシロー」に統一されています。大阪府吹田市に本社を置いており、主に近畿・中部・関東地方を中心に店舗を展開しています。連結従業員数は約2,220名です。
1. プロフィール
2. 概要および特徴
3. 主要事業
4. 財務情報
1. プロフィール
※単位は100万円、2018年基準
社名 |
スシローグローバルホールディングス |
英文社名 |
Sushiro Global Holdings Ltd. |
設立 |
2015年3月31日 |
本社所在地 |
〒564-0063 大阪府吹田市江坂町1丁目22番2号 |
資本金 |
100 |
連結売上高 |
199,088 |
連結営業利益 |
14,546 |
連結総資産 |
136,349 |
連結総資本 |
47,367 |
自己資本比率 |
34.7% |
連結従業員数 |
2,220 |
2. 概要および特徴
1984年6月、清水義雄(Shimazu Yoshio)兄弟が「すし太郎」を設立した事から始まります。しかし、この"すし太郎"という店舗名が、「永谷園(Nagatanien Co., Ltd.)」の商品名と一緒だったので、訴え掛ける可能性があり、「すし郎」に名称を変えました。その後、1皿100円という均一価格が特徴である、回転寿司チェーンを兵庫県と大阪府を中心に展開した結果、今では日本国内およそ460店舗を保有する、日本最大の回転寿司チェーンになりました。
「スシロー」の特徴は、新鮮度を重視するところです。寿司材料にも、新鮮度に拘った材料を選択しており、鯛や鰤の場合、店内で手入れをしている位です。また積極的な販促キャンペーンも、強みです。比較的に競合他社よりキャンペーンの実施頻度が高く、これが競合他社より高い売上高に繋がっているとの分析もあります。
しかし回転寿司業界は、やはり競争が激しい方です。低価格戦略による競争が当たり前になっている為、その利益率はかなり低い方です。しかも、業界2位である「くら寿司(Kura Sushi)」は斬新なサイドメニューのラインナップで追いかけてきており、3位の「はま寿司(Hamazushi Co., Ltd. )」も最近、積極的に出店数を増やしています。
海外展開が遅い事も「スシロー」の弱点だと指摘されます。2019年9月基準、韓国(14店舗)・台湾(9店舗)・香港(1店舗)・シンガポール(1店舗)を展開していますが、これはアメリカ・台湾などで積極的に進出中の業界2位「くら寿司」より少ない出店数です。実は海外出店の場合、日本よりも客単価が高い傾向があるので、「スシロー」もこれからは韓国・台湾・シンガポールを中心により出店数を増やしていく計画だと言われています。
3. 主要事業
■ 寿司レストランの経営
4. 財務情報
※単位は100万円、2018年基準
|
2016年 |
2017年 |
2018年 |
|
連結売上高 |
156,402 |
174,883 |
199,088 |
|
連結営業利益 |
9,204 |
11,718 |
14,546 |
|
連結総資産 |
125,562 |
132,062 |
136,349 |
|
連結純資産 |
31,800 |
40,835 |
47,367 |
|
|
寿司事業 |
156,402 |
174,883 |
199,088 |
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