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「アドバンテスト(Advantest Corporation)」大手半導体製造装置メーカーであり、特に測定器・テスト装置において世界最高水準の企業です。特に、メモリテスターを含む、数々の自動テスト装置分野にて世界トップシェアを持っています。日本一のIT総合会社である「富士通(Fujitsu Ltd.)」が、この「アドバンテスト」の全体株式の10%を所有しています。連結従業員数は約4,457名です。

 

1. プロフィール

 

2. 概要および特徴

 

3. 主要事業

 

4. 財務情報

 

 

 

1. プロフィール

 

※単位は100万円、2018年基準

社名

アドバンテスト

英文社名

Advantest Corp.

設立

1954

本社所在地

100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目62

資本金

32,400

連結売上

282,456

連結営業利益

64,662

連結総資産

304,580

連結総資本

198,731

自己資本比率

65.2%

連結従業員数

4,457

 

 

 

 

2. 概要および特徴

 

過去、日本は半導体生産大国でしたが、多くのIC半導体は汎用化が進んでしまい、生産コストの低い海外へと移転されてしまいました。従って、日本での半導体生産は減少一方ですが、半導体生産装置分野では相変わらず世界トップを維持しています。その代表的に企業が「アドバンテスト(Advantest Corporation)」「東京エレクトロン(Tokyo Electron Ltd.)」です。特に、「アドバンテスト」が扱っているテスト装置は、半導体生産工程において欠かせない装置であり、半導体全体の需要によって「アドバンテスト」の業績が変わると言って過言ではありません。

1954年、「タケダ理研工業株式会社(Takeda Riken Industries)」という名前で設立された「アドバンテスト」は、1972年から半導体テスト装置事業に進出しました。1983年には東京証券取引所に上場されました。それからも半導体テスト装置事業を引き続き拡大し、日本国内のみならず、アメリカ・ヨーロッパ・アジア各国の関係会社と連携し、テスト装置業界で世界トップシェアを獲得しています。特にメモリ・SoC・RFテスト装置を得意としており、SoC テスト装置では52%、メモリテスト装置では58%のマーケットシェアを獲得しています。また全世界に4,500名ほどの従業員を持ち、海外売上が全体売上の90%を占めています。

問題は、半導体景気に依存し過ぎる傾向がある事です。半導体業界にはスーパーサイクルがあり、一般的に1年~数年に渡り、好調と低調を繰り返しています。このように市況の振幅が大きい方で、これによって「アドバンテスト」の業績も激しく変動しています。安定的な売上確保のためには事業多角化が必須的であり、従って「アドバンテスト」は医療分野への進出を開始しています。

「アドバンテスト」は半導体テスト技術を応用し、東北大学と共同で医療用測定機器の開発を進めています。特に半導体産業で蓄積してきた測定技術・レーザー超音波技術を活用し、肌を傷つけずに微細血管の位置と状態を視覚化できる技術を開発したそうです。これは、皮膚がんや糖尿病といった医療分野のみならず、美容分野においても大きく役立たずと予測されています。

 

 

 

3. 主要事業

 

■ 半導体・部品テスト装置事業
スマートフォン・パソコン・自動車などに搭載される様々な半導体の動作をテストし、良不判定する為のテスト装置を開発・製造しています。「アドバンテスト」の主力事業であり、この分野では世界トップシェアを持っています。

■ メカトロニクス関連事業
テストハンドラーのようなFA事業やICソケット・チェンジキットなどのインターフェイス製品も取り扱っています。またナノ技術を活用し、導体ウエハーおよびナノインプリントの微細パターンの欠陥を、3次元で測定するシステムも提供しています。

 

 

 

4. 財務情報

 

※単位は100万円、2018年基準

 

2016

2017

2018

連結

155,916

207,223

282,456

連結業利

13,905

24,487

64,662

連結

231,603

254,559

304,580

連結純資産

109,517

124,610

198,731

内訳

半導体部品テスト装置

101,262

140,864

211,713

メカトロニクス

25,158

35,893

39,229

29,496

30,466

31,514

 

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