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「三井E&Sホールディングス(Mitsui Engineering & Shipbuilding Co., Ltd.)」大手工業会社として航空宇宙・エネルギーおよびプラント・エンジン・精密機械などを取り扱っています。造船事業から撤退している「日立造船(Hitachi Zōsen Corporation)」「IHI Corporation」とは違い、「三井E&S」はまだ造船事業を続けています。連結従業員数は約13,607名です。

 

1. プロフィール

 

2. 概要および特徴

 

3. 主要事業

 

4. 財務情報

 

 

 

1. プロフィール

 

※単位は100万円、2018年基準

社名

三井E&Sルディング

英文社名

Mitsui Engineering & Shipbuilding Co., Ltd.

設立

19171114

本社所在地

東京都中央区築地5丁目64

資本金

44,385

連結売上

656,504

連結営業利益

(59,703)

連結総資産

999,100

連結総資本

280,239

自己資本比率

28.0%

連結従業員数

13,607

 

 

 

 

2. 概要および特徴

 

1917年、岡山県に設立された「三井物産(Mitsui & Co., Ltd.)」の造船部門が、現在の「三井E&S」 の由来であり、1937年には「三井物産」より独立しています。日本の他の重工業会社に比べ、LNG 、FPSOなど造船部門の売上比重が高い傾向があります。しかし、物流システム・動力エネルギー・先端機械・プラント・環境・IT関係など事業分野自体は幅広く、他社にはない化学工場も保有しています。

特徴的な部分は、造船事業から既に撤退している「日立造船(Hitachi Zōsen Corporation)」や「IHI Corporation」とは違い、「三井E&S」はまだ造船事業を続けているところです。特にLNG運搬船への需要が、長期的には高まると見込まれている為、この分野での競争優位の確立を目指しています。この為、これまで「三井E&S」が主力していなかあた中小型ガス運搬船の設計会社であるドイツの「TGE Marine」を221億円で買い取りました。

しかし、造船業界の不況が続いている中、ベテラン層の定年退職など、人的資源面では限界に狭まれている状況です。また、価格競争力で中国・韓国企業に劣っているため、「三井E&S」も自己負担主義を捨てようとしています。今現在、「三井E&S」は人件費が安いフィリピンや中国に造船所を持っている「常石造船(Tsuneishi Shipbuilding Co., Ltd.)」と業務提携し、価格競争力を補おうとしています。

実は2013年、「三井E&S」は「川崎重工業(Kawasaki Heavy Industries, Ltd.)」と海洋開発・LNG船事業において、業務提携を実施しようとした動きを見せた事があります。「川崎重工業」と「三井E&S」はそれぞれの事業分野に強みを持っており、補完的な関係だった為、十分あり得る話でした。しかし、当時は今よりは市場状況が良好であり、互いのプライドも衝突した為、不発に終わったと言われています。

 

 

 

3. 主要事業

 

■ 環境・エネルギー
風力・バイオガス、バイオマス発電所や海洋石油・ガス生産貯槽施設(FPSO)による海洋資源開発に取り組んでいます。

■ 海上物流・運送
造船を基本としており、コンテナーターミナル管理などのサービスに至るまで、グローバルサプライチェーン全体に関わるサービスを提供しています。

■ 社会・産業インフラ
新興国を中心に、橋梁や発電所などの社会インフラ・化学プラントの建設などを実施しています。日本国内ではインフラの老後化対策として、保全事業を実施しています。

 

 

 

4. 財務情報

 

※単位は100万円、2018年基準

 

2016

2017

2018

連結

731,464

703,216

656,504

連結業利

8,304

-5,224

-59,703

連結

1,096,735

1,029,222

999,100

連結純資産

367,608

356,837

280,239

内訳

造船

126,690

112,472

96,879

海洋開発

228,419

191,182

222,458

機械

174,847

181,733

186,935

エンジニアリング

162,598

180,381

68,972

その他

38,909

37,445

81,257

 

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